映画情報を観ていたら、ホラー映画が結構出る予定で
今回は邦画ホラー映画を観た中で、衝撃的に感じた作品を紹介します。
※ネタバレ注意
〜評価〜
🌕🌕🌕🌕🌕🌕🌕🌕🌑🌑 8点
前半は妻夫木聡が演じる田原秀樹と黒木華が演じるその妻の香奈の話で、妻夫木聡のクズの旦那の役が凄く上手でした。
しかし、田原秀樹も香奈を最後まで活躍すると思っていたので、あっさり殺された時は、驚きました。
逆に途中から出てくる柴田理恵が演じる霊能力者の逢坂セツ子は最初にやられる噛ませ役に思っていたので最後まで活躍するのは意外でした。
この作品の1番の盛り上がりである田原秀樹と香奈の住んでいたマンション"アレ"を誘き寄せてお祓いをしようとして、全国から沖縄のユタ、神道の神官、巫女、仏教の僧侶、科学者、韓国の祈祷師が一堂に会し、お祓いをしようとするシーンは現実では見ることが出来ない圧巻でした。また、各々がマンションに向かう所で沖縄のユタが"アレ"の襲撃に遭い、それを察した神道の神官が一人でも辿り着けるように分散して、電車を乗り換えるシーンはとてもかっこよかったです。
逢坂セツ子が幽霊の田原秀樹が笑顔で話をしている中で急に逢坂セツ子がナイフで田原秀樹の手を刺し「痛くないのは死んでいるからだよ」と諭し成仏させるシーンは衝撃でした。
邦画ホラーのジワジワやってくるという感じではなく、結構な速度で迫りくるという感じの映画でした。