今回、紹介するのは、
第163回 直木賞受賞作
馳星周の「少年と犬」です。
元々、犬が好きでタイトルと表紙を見て買った作品です。
電子書籍
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【第163回 直木賞受賞作】少年と犬 (文春e-book)
紙の本
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少年と犬 [ 馳 星周 ]
~評価~
🌕🌕🌕🌕🌕🌕🌕🌕🌕🌕🌗9.5点
こちらは、東日本大震災で飼い主を亡くした犬「多聞」の物語になっております。
ページ数308P、6つの章に分かれており、「多聞」がいろんな人に出会いながらも、どこかに向かおうとする「多聞」のたどり着いた先は予想外の場所でした。
また、読んでいると「多聞」に対するイメージが変わっていくのが、印象的です。
読み終わると、涙が出て温かい気持ちになりました。
買って良かったと思える作品でした。